どうも、やきいもです。
今回は『名ポケ・にほんばれオンライン交流会』(以下、めーはれ交流会)の種目、『物理特殊対抗戦』に参加したのでそのことに関して考察したことなどを書き残そうと思います。
(PCからだと変な感じになってたので別ブログに再投稿しました。)
ルールについて
・禁止伝説なし、ダイマックスあり(シリーズ9)。
・各サークルで物理陣営か特殊陣営を決めて戦う(今回はにほんばれさん側が物理、名ポケ側が特殊)。
・物理陣営は物理技か変化技、特殊陣営は特殊技か変化技しか使えない。
考察
まずは相手が使ってきそうなポケモンを考えるために対戦ルールが同じだったシーズン18・19・20のシングルバトルの使用率ランキングを調べ、個人的に強そうだと思ったポケモンをピックアップ。
アタッカー
→
サポート・耐久
→
つよそう(こなみ)
これを受けて気になったことは次の3点。
・高速高火力のポケモンが多い(天候、スカーフ込み)
・サンダー(というかダイジェット)の通りが悪い
・草と電気打点を持てるポケモンがあまり多くない
まずエースアタッカーとして候補に上がった、シーズン18・19・20使用率1位のサンダーは通りが悪いと思ったので不採用に。
次に、相手側に草と電気打点を持てるポケモンが少なそうだったため水タイプの受けポケモンが刺さると思い、ミロカロス・ヌオー・ドヒドイデが候補に。
ミロカロスは、特性ふしぎなうろこによって物理耐久を底上げできヒヒダルマに弱点を突かれないという点が優秀であると感じたためそのまま採用。ヌオーは、構築全体の電気の一貫が切れるという点や特性てんねんによって相手の積みエースに強いという点、どくどくにより相手の耐久ポケモンに仕事ができるという点を評価して採用。ドヒドイデは、ドリュウズやパッチラゴンといった高火力アタッカーに弱くヒヒダルマに弱点を突かれてしまうことから受けが安定しないと考え不採用とした。
というわけでこの2体から構築を組み始めることに。
明らかに草タイプのポケモン(ゴリランダーやナットレイ)が重いのでそれらに対して強く出ることができ、バンギラスに対しても打ち合えることからテッカグヤを採用。他のポケモンで疲弊させた相手ポケモンをビーストブーストで一気に倒しに行けるようにアタッカーでの採用とした。
ここまでの3体で、ダイドラグーンが打てるパッチラゴンやウーラオスがきついと思ったためフェアリータイプのポケモンを入れることを検討。水・悪の両ウーラオスのメインウェポンを半減にでき、特性いたずらごころによって相手の上からコットンガードで防御を一気に上げることができるという点からエルフーンを採用。草電気半減なのもグッドポイント。
この時点でアタッカーが1体しかおらず、テッカグヤ以外にもダイマエースが欲しくなったため高速アタッカーを入れることに。スカーフウオノラゴン・パッチラゴンやエースバーンの上から動くことができ、おにびでんじはや両壁を警戒させて型の誤認を誘うことができるドラパルトを採用。ハイドロポンプを入れることにより砂展開を止めることができるのも評価。
最後の1枠としては、ゴーストの一貫が切れて相手のダイマックスドラパルトに強めかつ、しんかのきせきにより数値受けが可能となるポリゴン2を採用。これで構築の完成とした。
個別解説(採用順)
ミロカロス@かえんだま
ふしぎなうろこによる防御上昇やねっとう火傷による相手の火力抑制が優秀であり、弱点が少ないのも相まっていろんなポケモンに対して仕事ができる。とてもえらい。
れいとうビームはドラゴンポケモンへの打点、くろいきりは自身が起点になることを避けることができる技として採用。どの技も有効に働く場面があったためこれで正解だったはず。
選出率:3/5
ダイマックス:1回
ヌオー@アッキのみ
相手の能力上昇を無視しながら自身は耐久を上げることができるポケモン。ただ耐久を過信しすぎると普通に押されるので極力HPを残すプレイングが重要だと感じた。
たくわえるとアッキのみで対面から無理矢理相手を起点にしたり、どくどくでハピナスを流したりできてとても優秀だった。パワーウィップを1回避けてそのまま3タテした試合もあり大活躍だった。
選出率:4/5
ダイマックス:2回
テッカグヤ@じゃくてんほけん
調整...A192ヒヒダルマの鉢巻フレアドライブをダイマックス時最高乱数以外耐え
ミロカロスやヌオーを狩りに来たポケモンを一掃できるダイマエース。相手の鋼ポケモンにも打点が持てるのがえらい。エースバーンや化身ボルトロスと対面した時に困らないようにダイロック媒体のメテオビームを採用した。配信卓でツボツボに負けかけた(!?)
選出率:4/5
ダイマックス:1回
エルフーン@たべのこし
調整...HPを16n+1、余りすばやさ
有象無象を起点にできる最強ポケモン。みがわり連打でトリルターンを稼いだり、死に際にやどりぎのタネを残して裏のポケモンの回復ソースを確保したりと器用な動きができた。雑に初手に投げることができるポケモンであり要所要所で活躍してくれた。
選出率:4/5
ダイマックス:0回
ドラパルト@いのちのたま
第2のダイマエース。選出こそしなかったものの、ドラパルトに対して出てきた悪ポケモンをエルフーンやヌオーで返り討ちにすることができたので結果的には良かったと思う。
選出率:0/5
ダイマックス:0回
ポリゴン2@しんかのきせき
調整...A172ドラパルトの珠140ダイドラグーンを2耐え、余りとくこう
こちらも選出こそしなかったものの、呼びやすい格闘打点持ちやどくどく持ちをエルフーンやテッカグヤで切り返していけるので補完は取れていると感じた。スピードスワップはダイジェットを積んだポケモンや対面からダイマックスでゴリ押されそうな時に打てるように採用した。
選出率:0/5
ダイマックス:0回
実際の対戦
1戦目
vs
オーロンゲを上手くエルフーンでいなしたが、のろいミミッキュに流されてトリルを張られてしまう。しかし、相手のエースがタネばくだんを持っていないはらだいこカビゴンだったのでヌオーで詰め切って勝ち。初戦から想定通りの動きができて満足。
2戦目
vs
がむしゃらエルフーンに苦しめられバイウールーにみがわりバトンを決められるも、ミロカロスのれいとうビームやじこさいせいで上手く凌ぐことに成功。ワルビアルのちょうはつでじこさいせいが使えなくなったためヌオーのダイストリームで無理矢理押し切って勝ち。
3戦目
vs
チョッキすりかえミミロップとうたうハピナスが強敵すぎてTODでも負けそうだったが、最終ターンにハピナスにやどりぎのタネを入れることに成功しHP割合が逆転したため勝利。正直なんで勝てたのか分からないぐらいきつかったけど、すりかえを受けたのが攻撃技が1番多いミロカロスだったことやウーラオス交代に圧をかけるために積極的にムーンフォースを押していたのが大きかったのだと思う。
4戦目(配信卓)
vs
トリックルームをみがわりで上手く枯らし、やどりぎのタネでツボツボを疲弊させてテッカグヤで一気に抜きに行ける体制を整えて勝ち。ラスターカノンでツボツボの特防が上がっていたらこちらが負けていたらしく何気に危ない試合だった。
5戦目
vs
オーロンゲがパワーウィップを持っていて危うくヌオーが突破されかけたが、3回中1回避けたためヌオーを倒されずにバンドリと対面させることに成功。つのドリルも持っていなさそうだったためそのままヌオーで受け切って勝ち。こういった正統派の構築に対してはかなりメタを厚くしていたおかげで難なく対処することができた。
結果・あとがたり
個人としては5戦全勝、チームとしても平均勝率の差で見事勝利となりチームの勝ちに大きく貢献することができました。自分なりの考察に基づき用意したメタが要所要所で有効に働いて勝つことができたため個人的にはとても満足しています。試合後の感想戦で「〇〇がきつかった」と言われたり、相手の構築に自分が想定していたポケモンが比較的多く採用されていたりしたことから今回の考察は比較的うまくいったと自負しています。
この『めーはれ交流会』は今回が最初の開催になりますが、両サークル間の親交をさらに深めていくために来年以降もぜひこの文化が続いていってくれると嬉しいな〜と思います。次回の交流会にもまた特殊ルール種目があるならぜひ参加させていただきたい所存です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
以上、特殊ルールオタクがお送りしました〜