どーも、やきいもです。
今回は名ポケの追いコンを兼ねた部内戦、学年別対抗戦の『世代ドラフト』に参加したのでそのことに関して考察したことなどを書き残そうと思います。
ルールについて
・禁止伝説なし、ダイマックスあり(シリーズ9)。
・各学年が使えるのは『自分の学年の数字の世代+5〜8のうちから希望を出してドラフトで勝ち取った世代』(例えば1年生なら、第1世代+第○世代)のポケモンのみ
最終的にそれぞれの学年が使うことになった世代はこちら
1年生 → 第1世代+第8世代(カントー、ガラル)
2年生 → 第2世代+第7世代(ジョウト、アローラ)
3年生 → 第3世代+第6世代(ホウエン、カロス)
4年生 → 第4世代+第5世代(シンオウ、イッシュ)
ちなみに自分は本来2年生ですが、1年生の実機勢が足りないため代打で1年生として出場しました(必修単位を落としたからとか決してそういう理由ではないです、はい)
というわけでここから考察に入ります。参考にしたデータは例にもよって「シーズン18・19・20のシングルバトル使用率ランキングTOP100のポケモン」です。(シングル経験のなさをデータでカバーする人)
以下常体になります。
他学年の考察
2年生
第2世代
第7世代
3年生
第3世代
第6世代
- 第6世代のポケモンが元々少なく準伝説もいないためダイマエースは第3世代のポケモンになりそう→ボーマンダ、メタグロス、バシャーモ???
- あくびを覚えるポケモンが多く、初手ダイマはよくないかも
- ルンパッパエースの雨パはダイジェットを考えるとあんまりなさそう
4年生
第4世代
第5世代
- 優秀な地面タイプが多く電気タイプの通りが悪すぎる、逆に水氷の通りは良さそう
- 起点作成要員(カバルドン、マンムー、ユクシー、ランドロス、ガマゲロゲ等)すなかきドリュウズやダイマトゲキッスがエースになる
- 積みエース(つるぎのまい、わるだくみ、ちょうのまい)も多く、物理特殊問わずパワー高め
- ドリュウズ、ガマゲロゲの天候エースポケモンを有する
自分の学年の考察(1年生)
第1世代
第8世代
- ダイマエースになれるポケモン(ダイジェット持ち)が多い
- ダイマックスしなくてもアタッカーになれるポケモンがそこそこいる(ウーラオス、ウオノラゴン、ゴリランダー、ヒヒダルマ等)
- ステルスロックの通りが良すぎる
- 地面タイプがほぼいないため電気の一貫を切るのが難しい
とりあえず初めにダイマエースにしたら強そうやな〜と思ったポケモンを雑に列挙。
←つよそう(こなみ)
対策はほぼ確実にされそうだがそれを返せるぐらいの性能がある、自分でも使ったことがあってある程度使いなれているポケモンである、という点からサンダー・ギャラドス・エースバーン・ドラパルトあたりを候補に上げる。
しかし、これらのポケモンを一般的な型で使うと自慢のメタポケモンに簡単にやられてしまうかもしれないと考え一捻りすることに。頭を悩ませながらポケモン徹底攻略を眺めていると、とある技が目についた...
そう、バトンタッチである。
(ギャラドスは使えなかった)
ドラパルト+サンダー+何かみたいな並びを見て真っ先にバトンタッチを警戒する人はそう多くないだろうと考え、この方向性でここから構築を組んでいくことに。
ちなみに、S18の構築記事にバトンタッチを採用したサンダーやドラパルトを組み込んだものがあったので参考文献として読むことにした。(掲載許可は取りに行っていないので気になる人は自分で探してみてください)
まず、バトンタッチ要員としては参考記事と同じくサンダーとドラパルトを採用することに。型もこのまま使えば十分強そうだと思ったので特に大きな変更はなくここからバトンエースや補完枠をこのルールに合わせてアレンジしていくことにした。
とりあえず、参考記事にもあった通りバトンのサポートを受けたウーラオスが最強に見えたので思考停止でウーラオス(れんげきのかた)を採用。ぱっとこの並びを見たら「とりあえず強いポケモンいっぱい入れてみました〜」みたいな構築に見えなくはないのでバトンタッチによる奇襲は高確率で成功するだろうと思っていた。
第2のバトンエースとしてはピクシーを採用。アシストパワーが使える、相手の能力変化を特性で無視できる、万が一バトンが決まらなくても自分から積み始めることができるといった点が優秀であると感じた。ドラゴンの一貫も切れていい感じ。
コンセプト的に炎打点持ちがいないため、炎打点持ちのバトンエースとしてエースバーンを採用。少し重めなミミッキュに対して強く出られるようにアイアンヘッドを持たせることとした。
ここまでで、ラグラージ・カバルドンを絡めた展開や受け回し系統の構築に対して不安があったのでフリーズドライやぜったいれいどを搭載したラプラスを採用。キョダイセンリツからドラパルトのバトンタッチやピクシーのめいそうに繋げることができるので1番通しやすいバトンタッチ展開を選択して狙いに行くことができる。
これにて構築が完成。参考記事とほぼ同じ6体となったが配分や技構成でオリジナリティを出すことにした。
個別解説(バトン要員→エース→補完)
ドラパルト@じゃくてんほけん
調整...C172ポリゴン2の130ダイアイス+あられダメージ耐え、最速125族抜き
バトンレース第1走者。初手に出して初手ダイマックスや壁貼りを匂わせながらりゅうのまいやおにびでバトンタッチの準備を整えるのが仕事。じゃくてんほけん+りゅうのまいのバトンタッチを最終的にウーラオスまで繋ぐことができればほぼ勝てる。実際、ドラパルト始動のバトンタッチをウーラオスまで繋ぐことができた試合は全部勝てた。
サンダー@タラプのみ
調整...ダイジェット1回で最速エースバーン抜き
バトンレース第2走者。何やらせても強い。じゃくてんほけんが発動した状態でバトンタッチを受けると普通にエースポケモンになったりする。ドラパルトが起点を作りにくいポケモン相手にはみがわり→バトンタッチで一度ドラパルトにみがわりを渡してあげることでお茶を濁すこともできたりする。
ウーラオス(れんげきのかた)@いのちのたま
バトンレース最終走者。うまくバトンタッチが決まれば誰にも止められない。(てんねんやめろ!!!)
こちらの積み技に対して防御上昇系の積み技で対抗してきた相手をすいりゅうれんだで黙らせることができる。技構成は、バトンタッチをしたターンに負ったダメージを回復できるドレインパンチ、強すぎる専用技すいりゅうれんだ、技範囲を広げる2種類のパンチ技に落ち着いた。相手にゴリランダーやサンダー、レジエレキがいないのがあまりにも強い。(同学年とのミラーは非考慮)
ピクシー@アッキのみ
調整...すばやさを同族意識でちょっと上げた
バトンレース最終走者その2。ウーラオスよりも抜き性能は劣るがあまり能力上昇できていなくても自分から能力を上げていけるのが強い。回復技もあるので粘れる、偉い。
一応ミラーのウーラオス意識でフェアリータイプのアタッカーを採用したがそもそもウーラオスが強すぎて出さなかった。このポケモンで相手の鋼タイプを呼んでウーラオスでカモる。
エースバーン@チイラのみ
調整...A+3かえんボールでH252振りダイマックステッカグヤほぼ確定、最速残り耐久
炎打点持ちのアタッカー兼バトン走者。ダイジェットやダイスチル、チイラのみで上がった能力をバトンタッチで引き継げるのがオシャレだと思って割とノリでバトンタッチを入れた。
結局出さなかったけど選出画面にいるだけで圧をかけられる。(そのせいでラグラージやカバルドンを普通に出されてマジで困った)
ラプラス@たべのこし
調整...無振りポリゴン2のアナライズからげんきでみがわりが割れない(らしい)
1番後悔が残る枠。仮想敵のラグラージやカバルドンがいる相手になぜか選出せずその結果痛い目を見た、完全に自業自得。
気合い入れるために最近の推しの名前をつけたのに信じきれなかったのは完全に自分の落ち度である。
実際の対戦(敬称略)
1戦目:マヨ(2年生)
vs
いきなり想定外のポケモンが見えてシティリーグのトラウマが蘇る。でもよく見たらウーラオスがめちゃくちゃ通ってたので基本選出でウーラオスを通しに行くことに。
スカーフムーンフォースをちょうどいい感じに耐えてじゃくてんほけんを発動させ、りゅうのまいを決める。バトンタッチを押したらバンギラスに引いてくれていたのでサンダーを経由せずにウーラオスに繋いでそのまま勝ち。びっくりするぐらい綺麗に決まってニヤケが止まらなかった。
2戦目:さきぽけ(4年生)
vs
自分たち以外の世代では1番当たりたくなかったところ。カバルドンが見えたのでラプラスを出そうとしたけど初手のジバコイルが誰も受からなかったので仕方なくドラパルトスタート。
「ラプラスいるしカバルドン出てこんやろ〜」と思ったけど普通に出された。それはそう。もちろんカバルドン展開がキツかったのであくびステロループに嵌められて順当に負け。ラプラスを出していればまだなんとかなったはずだが出さなかった自分が悪い。負けるべくして負けた。
3戦目:フリテン(3年生)
vs
今度こそラグラージいるしラプラス出そうかと思ったけど、明らかにラプラスがキツそうな並びなため何か罠があるのではと警戒して選出せず。
普通にラグラージ出てきた。みがわりバトンタッチでうまくあくびを掻い潜っていたら相手がレジスチルのてっぺきドわすれで要塞化してきたのでこちらも負けじとりゅうのまい連打。裏にウーラオスがいるのでどれだけてっぺきを積まれても問題ないのだがそれを悟られないために終始キツそうな雰囲気を出していた(意味があったかは不明)。ボディプレスを打たれないタイミングを見計らってウーラオスの着地に成功し、そのまますいりゅうれんだで貫いて勝ち。ラプラスを出さなくても何とかなる部類の構築だったため救われた。
結果・あとがたり
結果は2勝1敗の同率2位。惜しくも優勝とはなりませんでしたが「バトンタッチ」というパーティコンセプトを思う存分生かすことができたので楽しかったです。
さて、この部内戦が2021年度最後の部内戦となり4月からは3年生となるわけですが、依然としてその実感はありません... しかし、自分たちの代が中心となってサークルで色々なことをやるのは今年が最後であるため、自分は幹部としてできる限り貢献しつつも様々なことを経験として身につけ、次の幹部に「バトンタッチ」することができればいいなと考えています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、やきいもでした〜