【ブルーベリープロローグ】難攻不落キュワパゴス【最終37位R1804】

おいっす〜、やきいも(@yakiimo_poke)です。

年始一発目のインターネット公式大会「ブルーベリープロローグ」に参加して最終37位という順位を取ることができたので使った構築について簡単に書こうと思います。

諸事情でぶっつけ本番で挑んだ結果、欠陥まみれの構築になってしまったので多めに見てください...

(以下常体)

 

 

 

構築経緯

相手の猫騙しによる妨害を拒否しながら要塞化しつつ攻撃できるのが単純に強そうだと思ったので、「硬いテラパゴスを周りでサポートして通す」というコンセプトのもと、隠密マント瞑想テラパゴス+キュワワーから構築を組み始めた。

テラパゴスやその取り巻きとして多く採用されそうなガオガエン、ゴリランダー等に高火力弱点技を叩き込める点が強いと思ったのでバシャーモを採用。ゴウカザルに比べて若干火力と耐久が高く、誓いの起動役になりそうなジュカインゲッコウガを1加速で抜くことができる点に注目した。

能力が上がったポケモン猫騙し2匹でサポートする構築を過去に愛用しており、使い慣れた構築タイプならぶっつけ本番でもなんとかなるだろうと思ったため、プール内で同様の動きが取れそうなポケモン2匹を捜索。

ステラ後のテラクラスターを止められるワイガ、相手のワイガを崩せるフェイント、瞑想で補えない物理耐久をカバーできる威嚇を両立できるカポエラーが構築コンセプトにマッチしていると思ったため採用。ここまでの4匹では相手の水・地面タイプに対して後手を取ってしまうと感じたため、もう1匹にはゴリランダーを採用。先制技による削り残しの刈り取りやGF中のフラワーヒールの回復量が増える点も評価。

最後の1体としては、サポートしつつ自身もアタッカーになれるもう1匹の要塞ポケモンとしてブリジュラスを採用。バクアと持久力で硬くなりながらボディプレスでテラパゴスに打点を持てる点が強そうだと感じた。

多少キツいポケモンが存在するもののやりたいことを通せればなんとかなるだろうと考えて以上の6匹で構築の完成とした。(クソ雑)

 

 

個体解説(採用順)

テラパゴス@おんみつマント

テラスタイプ:ステラ

特性:テラスチェンジ→テラスシェル→ゼロフォーミング

性格:ひかえめ

実数値(ステラ):267(252)-×-150(156)-176(76+)-132(12)-107(12)

技:テラクラスター はどうだん めいそう まもる

調整:ステラ時のCが11n、無振りテラパゴスとの同速を避けるためにS微振り、残りHB

 

仕様がややこしいせいで最後までダメ感が掴めなかった。テラスシェルがかなり優秀で、フラワーヒールで再利用しながらめいそうを積む動きがシンプルに強かった。ジオコンゼルネを思い出して胸が熱くなった。

 

キュワワー@オボンのみ

テラスタイプ:ほのお

特性:ヒーリングシフト

性格:おだやか

実数値:158(252)-×-111(4)-102-178(252+)-120

技:ドレインキッス フラワーヒール てだすけ トリックルーム

調整:テラパゴス意識でHD特化

 

意外と硬い。フラワーヒールでねこだましの上から味方を回復できるのはもちろんのこと、ドレインキッスで相手のタスキやテラスシェルを剥がす動きも非常に強力。基本的に腐る状況が少なく、ほとんどの試合で出した。

 

バシャーモ@クリアチャーム

テラスタイプ:ステラ

特性:かそく

性格:いじっぱり

実数値:155-189(252+)-90-×-95(36)-128(220)

技:フレアドライブ インファイト テラバースト まもる

調整:A特化、S+1で最速ゲッコウガ抜き、残りD(フェイント+テラクラスター意識)

 

ガオガエン絡みのサイクルを破壊するためのクリアチャーム採用。じならし+メタグロス相手にも有効に働くため、メタグロスの多かった1700帯ではガンガン選出してガンガン破壊した。火力補強のためにテラスタイプをステラにしたが一度も使わなかった。テラバーストは打たないのでフェイントやローキックで良さげ。

 

カポエラー@しろいハーブ

テラスタイプ:はがね

特性:いかく

性格:しんちょう

実数値:157(252)-116(4)-125(76)-×-160(124+)-97(52)

技:インファイト ねこだまし フェイント ワイドガード

調整:C195アシレーヌムーンフォース耐え、カラマネロ意識のS振り、残りB

 

唯一無二の性能。ガオガエンを後出ししながらテラパゴスを動かされる盤面を想定してしろいハーブでの採用。優秀な補助技に加えてテラパゴスへの打点となるインファイトのおかげで大体の相手に出せて偉かった。それなりの耐久があるのでキュワワーで回復して再びサイクルに参加させることもしばしば。

 

ゴリランダー@とつげきチョッキ

テラスタイプ:ほのお

特性:グラスメイカ

性格:いじっぱり

実数値:201(204)-162(20+)-111(4)-×-122(252)-109(28)

技:グラススライダー ねこだまし とんぼがえり はたきおとす

調整:C182テラパゴスの眼鏡はかいこうせん耐え、Sがゴリランダー>ブリジュラス>テラパゴスになるように調整

 

とにかくテラパゴスが強いルールなので意識しすぎることはないだろうと思い、HD配分にした。マントやクリチャを落としながらバークアウトやテラクラスターを打つことを考えて素早さを調整。アシレーヌが少し重いのでアシレーヌ入りによく出した。味方のブリジュラスにとんぼがえりを打ってサイクルを回す動きも強い。

 

ブリジュラス@たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

特性:じきゅうりょく

性格:おだやか

実数値:193(220)-×-152(12)-146(4)-128(252+)-108(20)

技:ラスターカノン ボディプレス バークアウト まもる

調整:テラパゴス意識でなるべくHD、Sがゴリランダー>ブリジュラス>テラパゴスになるように調整

 

もう1匹の要塞ポケモン。テラスは一度だけ使ったが、ボディプレスを受けるために使ったのでゴーストで良かった気がする。序盤はデバフ要員として使い、中盤以降は積ませ要員として使う動きが非常に強力だった。何匹ものテラパゴスをボディプレスで粉砕した影の立役者。

 

 

選出

基本選出は特に考えておらず毎試合選出をその場で考えていた。バシャーモは先発、キュワワーは後発、それ以外は臨機応変にといった形がほとんど。テラスタルは基本的にテラパゴスに使うことを想定していたが一度だけブリジュラスに使った。

選出例

+

+

+

 

 

キツいポケモンや並び

エルフーンブリジュラス

シンプルにふくろだたきボディプレスが受からない。負けた試合のほとんどはこれ。絶対に対策をすべきだった。

ドーブルベトベトン

くろいきりやほろびのうた等の明確な対策をしていなかったため当たりたくなかった。運良く当たらなかったため事なきを得た。

メタグロス

バシャーモを倒されると厳しい。じならし弱保なら守らずに突っ込んでくることが多かったのでなんとかなった。

ファイアロー

なぜか誰も弱点をつけない(欠陥)。飛行技を受けられるポケモンが少なく、積極的に殴ってくるタイプだとかなりキツかった。

バシャーモゴウカザル

自分で使っておきながらシンプルにキツかった。テラスシェルでインファイトを受けながらテラクラスターで返すなどの動きで対処していた。

 

 

戦績

TN むらさきいも 30勝10敗 最終37位・レート1804.552

 

 

終わりに

ここまで読んでいただきありがとうございました。自分自身久しぶりに公式大会で勝てたのでそこそこ満足していますが、練習不足感満載の完成度になってしまったのは反省点です。(卒業研究に追われているので許してください...)

いよいよ今年のPJCSについての情報も発表されたことですし、去年と変わらずダブルバトルに力を入れていきたい所存です。

それでは〜ノシ